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東松戸総合歯科クリニック

東京歯科大学 大学院卒、博士号を
取得した歯科医師のいる歯科医院

交通事故に遭われたら

交通事故に遭ってしまった時、見過ごされがちなのがお口の外傷。
中長期的に考えると、その後の体の健康に悪影響を与えることが多々あります。

適切な対応が可能な歯科医院もそれほど多くないということもあり、治療を受ける場合、歯科医院の見極めが重要となります。


交通事故に遭い、歯が折れてしまったりした場合、まずは整形外科・脳外科を受診するのが一般的です。
ですが、この場合、顔面や歯牙に対する外傷を見逃してしまうことが多々あります。後々に大きなトラブルとならないためにも、必ず顎やお口の検査を受けることをお勧めします。

交通事故による歯の外傷の治療をするための歯科医院はとても重要です。下記を事前に確認し、歯科医院選びの参考にしてください。

・その歯科医院が保険会社とのやりとりに長けているか
・折れたりした歯の治療だけでなく、お口全体を見据えた治療、及び「噛み合わせ」を考えた治療をしてくれるか

それぞれご説明していきます。

その1:保険会社の対応によって、事故後の治療に差が出てしまう

交通事故の場合、通常は保険金がおりることになります。しかし、歯科となると保険金がおりないケースがあります。事故で歯を失った場合の例をご紹介していきます。

歯を失った場合、選択肢としてはインプラント・入れ歯・ブリッジが挙げられます。

インプラント 入れ歯 ブリッジ
交通事故に遭った際の選択肢 交通事故に遭った際の選択肢 交通事故に遭った際の選択肢

それぞれの治療法に、それぞれメリット・デメリットがあります。
ですが、無事な歯にダメージを与えない治療・事故前の状態と同じ、もしくはそれ以上の状態にすることを考えると、最善の治療はインプラントとなります。そのため、患者様の多くがインプランでの治療を選択されています。インプラントの詳細は こちら をご覧ください。

しかし、インプラントに対しての保険会社の対応は芳しくないのが現状です。
保険会社としては、『インプラントは審美性が優先される治療法であり、高額であることから適用対象外』ということのようです。機能回復において必要十分な治療範囲を超えているので、入れ歯やブリッジの治療相当額しか賠償することができないというのです。

簡単にまとめると、一定の機能性があり・審美性の回復ができて、費用が安くて済む入れ歯やブリッジで対応してください、ということです。

保険会社のこの対応に関して、裁判所の見解は次のようになっています。

『インプラントが医学的に必要であること、かつ、他の治療法よりもインプラントを選択することが医学的に合理的であることを被害者側のほうで証明できていることを加害者への賠償請求の条件とする(大阪地裁2007/12/10自保ジ1737号14頁、東京地裁2010/7/22自保ジ1831号49頁、横浜地裁2003/8/22自保ジ1547号14頁)』

交通事故に遭った場合の対応 つまり、被害者がインプラント治療を希望する場合は、歯科医師にインプラント治療が他の治療方法よりも機能面からも有用であるという証明をしてもらうことが必要になるということです。

『証明』というと難しそうですが、そんなこともありません。
我々歯科医師からすると、インプラント治療こそが「機能性」を回復させるのに非常に有効な治療だと考えているからです。審美性の向上は、その結果に過ぎません。

外傷を負ってしまったた歯を、可能な限り元通りのお口の状態にするとなると、インプラント治療以上の選択肢はありません。

交通事故の被害者になり、心身共に傷を負ってしまった上、本来であれば、もとの「機能性」を回復できる治療方法があるのに、保険会社の意向でそれができないというのは、まったく筋が通りません。

当院では交通事故の外傷治療に、インプラント治療を含めた対応を数多くしてきました。これは治療経験ということだけではなく、保険会社に提出する「証明書作成」においても言えることです。交通事故に関しての治療・相談等がございましたら、是非お気軽に当院にお問い合わせください。

その2:歯科医でしか改善できないことがあります

事故後の医科での治療が終了したあと、口が開かなくなった・頭痛がするなどの後遺症に悩まされることがあります。このような症状には、歯科で改善できる症状も多くあります。当院を受診された症例をご紹介します。

治療後の患者様の感想
事故後、首の痛みや頭痛に悩まされました。そのうち、口も大きく開けられなくなり、食事にも支障が…。大学病院に言っても改善しなかったのですが、歯科で『噛み合わせ』の調整を少ししてもらったところ、症状が消えました。

事例紹介
Aさんは、車を運転中に信号待ちをしているところを、後続車に追突されました。大きな外傷はありませんでしたが、念のために、その日のうちに整形外科を受診して帰宅したそうです。
ところが翌日以降、口が大きく開けられなくなり、症状は悪化。頭痛などの症状も出てきました。再度、整形外科を受診し、MRIなどの精密検査を行いましたが、異常が見つかることはありませんでした。その後、紹介をうけて当院を受診。診断した結果、事故による強い衝撃により、『噛み合わせ』に問題があることが判明し、治療を行ったところ無事に改善しました。

このように、交通事故やスポーツ事故によって強い衝撃を受けたあと、顎の痛みや開口障害、噛み合わせの違和感、頭痛腰痛などを感じる場合、噛み合わせ障害が生じていることが多くあります。

『噛み合わせ』の不具合は、非常に高度な知識と経験が必要になる領域なので、適切な診査診断が出来る歯科医院は多くありません。

交通事故に遭った場合の対応

歯の外傷のような表面的な治療対応だけでなく、小さわ違和感の原因までしっかりと診査診断が出来、かつ適切な治療を行える歯科を受診されることをお勧めします。

歯の外傷の治療法と症例

歯の怪我には、割れたり折れたりする場合と、抜け落ちてしまいそうになる場合とがあります。一見、外からはわかりにくい怪我もあるので、注意が必要です。

それぞれの場合において、安易に抜歯すぜに歯を残す方法があり、歯をほぼ元通りにすることが出来ます。

交通事故で負った外傷の治療

一方、この『歯の怪我』についての治療法が、また日本で広まっていないということもあって、歯科医院によっては見当違いな治療をされたり、残せる歯も抜歯してしまうケースが多く見られます。当院では、『歯の怪我』の治療経験の豊富なドクターが揃っている他、最新の設備としっかりとした診査診断を実子しております。

交通事故で負った外傷の治療
交通事故の治療に使用する機器 交通事故の治療に使用する機器

来院された際は、まずはしっかりとした問診をします。
口腔内検査・X線検査を素早く的確に行い、歯や神経、歯周組織にどんなダメージがあるのかを把握します。治療が必要と判断すれば、経験豊富なドクター陣が理想の処置を施します。口の中以外、例えば顎の骨の大きな損傷など、優先されるべき治療が見つかれば、関係機関に即時に連絡をおとりします。

次節からは、歯の怪我の種類とその治療法に関してご説明していきます。

歯が欠けている 歯がグラグラしている 歯の位置がずれている
交通事故による歯の外傷 交通事故による歯の外傷 交通事故による歯の外傷
歯がめり込んでいる 歯が抜け落ちている 歯の変色や歯肉の腫れ
交通事故による歯の外傷 交通事故による歯の外傷 交通事故による歯の外傷

歯が欠けてしまった

交通事故による歯の外傷 強い衝撃を歯に受けると、歯が欠けてしまうことがあります。

欠け方が部分的で軽度な場合は、痛みなどの症状も出にくく、歯周組織への影響も少ないのですが、欠けた部分から歯髄が感染を起こしたり、歯の変色や歯肉の腫れが現れる可能性もあります。緊急性は低いですが、歯科医を受診して、詰め物や被せ物での処置をして経過を見ることをお勧めします。

歯の欠け方が大きく、神経まで達するような重度な場合は、炎症が起きて激しい痛みや歯肉の腫れなどを起こします。こちらは緊急性が高く、早めの治療が必要です。状態によって神経の処置を行い、最終的に歯を元の形に修復します。

歯がグラグラしている

交通事故による歯の外傷 強い衝撃を受けることで、歯がグラグラになったり、歯肉ら出血することがあります。大きくわけると、歯を支える骨の部分にダメージがあるケース、歯の根が折れてしまったケースなどがあります。まずはX線検査をしていただき、歯の根の状態、周りの骨の状態を確認する必要があります。

歯の動揺が軽度な場合、できるだけ安静にして様子を見ていきますが、明らかにおおきな動揺がみられる場合は、両脇の歯と固定して安静にします。

歯根の破折や歯槽骨骨折が原因で歯が動揺している場合は、ダメージを負った歯を残すことができるかどうかを診断します。保存が可能な場合は、固定処置を行って様子見をします。歯だけの動揺の場合は1〜2週間で済みますが、歯根破折や骨折の場合は2ヶ月ほど固定します。ケースによっては抜歯となることもあります。

歯の位置がずれている

交通事故による歯の外傷交通事故による歯の外傷 歯の位置を元の位置に戻し、両脇の歯と連結固定して安静にし、周囲の組織の回復を待ちます。

低年齢児の場合、歯根がまだ未完成なために自力で再生することも期待出来、元の位置まで戻さずに様子を見ることもあります。

乳歯の位置がズレたり、めり込んでしまうことで、形成中の永久歯に影響が出ることもあります。永久歯の生える方向、形・色などに影響が出る可能性があるので、定期的なチェック(X線検査も含め)を受けることをお勧めします。

歯が抜け落ちている

交通事故による歯の外傷 歯が抜けてしまった場合は、条件が良いケースであれば再植(歯を元の位置に戻す治療)を行います。
事故から来院されるまでの時間が短く、歯の周りの損傷が軽度で保存状態が良ければ、再植の予後も良好です。噛み合わせを確認しながら、歯を元の位置に戻し、固定します。歯肉からの出血が多い時は縫合を行うことで止血します。
固定期間は、通常2〜6週間ほどです。

抜けてしまった歯がなくなってしまった場合や、再植が困難だった場合、抜歯になったりするケースもあります。この場合、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどの治療法を選択します。

乳歯や学齢期に永久歯がなくなった場合などは、次の永久歯が生えるまで、もしくは顎の成長が止まるまでは入れ歯タイプの装置を用いるケースもあります。

歯の変色や歯肉の腫れ

交通事故による歯の外傷 歯に強い衝撃を受けた時、歯の色が変わってくることがあります。事故後すぐに変色が起きた場合は、内出血などの影響も考えられ、時間と共に回復することがあります。

ところが、数ヶ月してから徐々に色が黒ずんできた等の場合は、神経が死んでしまった可能性が高いです。まずはX線検査を受け、治療法を検討しましょう。



抜けた歯・折れた歯の応急処置に関してのアドバイス

歯が抜けた時、歯が折れた時に大切なことは、抜けた歯・折れた歯を乾燥させないこと。
歯には歯根膜という、歯の根と骨を繋ぐ組織があります。歯根膜は乾燥にとても弱く、30分で50%以上、120分では大半が死滅してしまいます。

抜けた歯の最適な保管場所は、ご本人の口の中です。流水で軽く流して、汚れていなければ抜けた穴へ戻しておいてください。難しい場合、コップやタッパーに牛乳を入れ、その中に浸してください。

交通事故による歯の外傷 落ちた歯を洗いすぎないことも非常に大切です。
地面に落ちて汚れてしまっても、ゴシゴシとこすって洗ったりしないようにしてください。流水で10秒〜20秒間すすぐだけで構いません。石鹸や塩水などは使わないでください。
また、折れた歯や抜けた歯を持つ時には、細菌感染を防ぐため、根っこを持たないように注意しましょう。
そしてなにより、出来るだけ早く、歯科医院へ来院してください。

抜けてからの時間が短ければ短い程、歯を残せる可能性が高くなります。出来れば30分〜1時間以内、仮にそれ以上になってしまっても、当院では出来る限りの治療を行います。早めのご来院をお願いします。

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こちらから歯の悩みをご相談頂ければ、院長からお返事を書かせて頂きます。
ボランティアで行なっておりますので、通院可能な方のみお受けいたします。

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あべひろ総合歯科は、地域貢献のため、新患さん・急患さんを随時、受け付けております。

地域の支援と患者さん一人ひとりをしっかり診ていく、という診療方針を掲げ、近隣の流山市や草加市、都内などからも来院頂ける歯科医院に成長してきました。
基本を忘れず、すべての患者さんに対して、そして自分自身に対して正直でありたいと考えております。お口のことなら何でもお気軽にご相談ください。